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交通事故の衝突時、脳に何が起こるのか(概略)

1.打撃を受けた脳はどうなるのか

自転車、バイク、人が車にはねられたとき、脳が直接打撃を受けることも多いです。ボンネットやフロントガラスへの衝突もありますが、跳ね飛ばされて地面にも衝突します。交通事故によって頭部に強い打撃を受けた場合、脳はどうなるのでしょうか。

 

2.頭がい骨の骨折、硬膜外血種

打撃箇所で、頭がい骨が骨折する場合があります。また、頭がい骨の内側には硬膜という膜が張り付いていますが、硬膜の血管が損傷し、頭がい骨と硬膜の間に血がたまっていくことがあります。これが、硬膜外血種です。

 

3.脳挫傷、脳内血種、硬膜下血腫

脳は頭がい骨で守られています。脳は頭がい骨内の中を満たす脳脊髄液に浮かんでいる状態です。頭がい骨に激しい打撃があると、打撃を受けた側で脳と頭がい骨が衝突します。頭がい骨との衝突して、脳の一部(特に表面やその付近)がグチャっと壊れることがあります。これが、脳挫傷です。壊れた箇所の血管が損傷し、出血していきます。脳挫傷による出血が脳の内部にたまると、脳内血種となります。また、脳の表面に血がたまると、(急性)硬膜下血腫となります。

4.打撃を受けた箇所の反対側で起きること

脳挫傷になるのは、打撃を受けた箇所だけとは限りません。打撃を受けた箇所と反対側でも、脳の損傷が起こることがあります。

衝突により、衝突箇所の頭蓋骨と脳がぶつかるのと同時に、衝突箇所の反対側では、脳は頭がい骨と離れます。頭がい骨と脳との間は、真空に近い状態になり、脳の表面が強く外側に引っ張られます。そのため、打撃を受けた側の反対の箇所でも、脳の表面を中心とした部分がグチャっと壊れる脳挫傷になることが多いのです。

以上の障害で生じる後遺障害は、主に、局所症状です。言語障害や麻痺、視覚障害など、損傷した脳の部位に関連する特定の症状が発生しやすいのです。

 

5.脳挫傷や血種はCTに映る

脳挫傷と硬膜下血腫、脳内血種については、これらは、CTでハッキリと映ります。交通事故直後に救急車で運ばれると、まずは頭部のCTを撮影します。ですから、脳挫傷や硬膜下血種があったかなかったかについて、後から争いになることは通常はありません。

6.びまん性軸索損傷(高次脳機能障害の主要な原因)

頭部に打撃を受けると、脳の内部の神経が広い範囲にわたって損傷することがあります。打撃力は脳に均一にかかるのではなく、不均等に作用します。そのため、打撃を受けた脳は、全体がゆがみます。脳の中は、神経線維というコードのようなものが張り巡らされています。脳がゆがむことによって、脳内のいたるところで、神経線維がブチブチと切れてしまいます。びまん性軸索損傷という状態です。

脳内では、神経線維を通じて情報の伝達をしあっていますので、神経線維が切断されてしまうと、脳内での情報の伝達がうまく行かなくなり、様々な障害が出てくる可能性があります。知能や、注意力の低下、目的を決め計画して達成していく能力の低下、意欲の低下、感情のコントロールの困難化などの高次脳機能障害が残ることがあります。

びまん性軸索損傷の場合から、局所症状ではなく、知能の低下や性格・人格の変化など、高次脳機能障害の症状が発生します。

 

7.びまん性軸索損傷は画像所見が得られにくい

脳内での出血はCTではっきり確認できるのですが、神経線維の中には、血液はありません。したがって、CTでびまん性軸索損傷をとらえるのは、脳挫傷や硬膜下血腫の場合と比較して、難しい面があります。また、神経線維がブチブチと切れた状態そのものがCTやMRIに映ることはありません。

8.二次的な脳損傷

以上までは、交通事故直後に脳におこる損傷についての話でしたが、これらとは別に、事故後に二次的な脳の損傷が起こることがあります。血種や浮腫による脳の圧迫です。

出血が続くと、血種が脳を圧迫する危険があります。頭がい骨内部の、脳を収納する容量は決まっていますから、血がたまるとその分スペースを食ってしまうのです。したがって、血種を受けた箇所を中心にぎゅうぎゅう詰めになり、脳細胞が圧迫されていきます。圧迫した状態が続くと、脳は障害を受けます

浮腫という現象も起きます。脳挫傷を起こした箇所の周囲では脳がむくんできます。浮腫という状態です。出血と同じように頭がい骨内の限られたスペースを食ってしまうので、脳を圧迫します。

このような二次的な脳損傷は時間の経過に従い徐々に進行しますので、意識障害が交通事故から一定期間経過した後に起こることがあります。

 

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示談交渉や訴訟になった場合の流れについては以下を参照ください。

 

 

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